ハロー、ミセス・アン・ヒューズ!

これまで使っていたPCが動かなくなった。

この切羽詰まって、ガンガン働かなきゃならないときに!

カリカリしながら急きょ、
自転車でヨドバシカメラまで走り、
「いっちゃん安いマシンをいっちゃん長いゲップで!」と店員に宣言し、
買ってきたマシンをあわてて設定していたら、
そう、5分や10分ではい終わり――というわけにはいかない。

で、またカリカリ。

ちぇっ、おれの人生はなんでこういつも……と
頭が負のスパイラルに陥ったところで、
もう真っ暗な気分でメーラーの設定をしていたら、
ダメダメ、あんたの設定じゃメールを受けられないよ――と
メーラーがとどめを刺すようにエラーメッセージを出す。

なんだ、どこがいけないっていうんだ、
ったく、この時間のないときにぃ――と、
カリカリの度はいよいよ極点に達しかけたのだが、
ありゃ、そういや、この真っ先に入力したIDがそもそも……と気づいたので、
それを修正したら、ら、ら、ら、
いきなりドボドボとメーラーの画面に大量のメールがなだれこんできた。

なんじゃ、こりゃ、なんのメールだ? いたずらか?
カリカリした頭はいっこうにやわらぐ気配もないのだが、
いんや、どうも件名なんかも「いらずら」っぽくない。
なんだ、じゃ、このメールは?――と思って発信の日付を見たら、
2010年のメールがけっこう交じっていて、そこでようやくわけがわかった。

古いPCでもメーラーのメールアカウントの設定を間違えていたのだ。
それで、Webサイト経由で届いていたメールがすべて
人知れず、じゃなくて、わたしに知れずにサーバーにたまっていたのだ。

で、つらつらと届いた2010年のメールを見ていたら、
アメリカのアン・ヒューズさんという学校の先生からのメールが交じっていた。

授業で子どもたちにクリップアートを使わせていて、
わたしがWebサイトで使わせてもらっているHoxie High School
の生徒たちがつくったクリップアートを利用していたらしいのだが、
なにしろ、わたしのサイトはメンテもなにもしていないいいかげんサイトなので、
ひとつ、英語バージョンのトップページのリンクが死んでいて、
代わりにここを追加しておくといいよ、と
膨大なクリップアートへのリンクがならぶページを紹介してくれるメールだったのだ。

なんか、うれしい。

90年代に公開されていたHoxie Highのクリップアートは、
なかなかセンスがよくて大好きだった。
それを、日本人が気に入って使っていたのを
アメリカの学校の先生が見つけて授業で使い、
リンク切れのところを指摘して、代わりのリンク先まで紹介してくれたのだから、
やっぱりうれしい。

カリカリしていた心は一気に90年代のHoxie Highのクリップアートの世界に戻り、
あのころしばらく公開されていたすばらしいクリスマスアートも思い出した。

教育にまじめに取り組んでいるアン・ヒューズ先生のサイトもごらんあれ。

[PR]

by pivot_weston | 2011-06-09 05:17 | ブログ